キャバクラでの接客で大事なこととは?

お客様に好印象を与える動作ってどんなの?
お客様が来店された際、話す前にまず目にするのがキャストの動きです。
キャバクラで働く場合、本指名は基本的に場内指名を受けてからになるので、話す前の印象を良くすることはとても大事になってきます。
では、どんな動きだとお客様に好印象を与えやすいのでしょうか?
その答えの一つとして、継ぎ目のない、いわゆるシームレスな動作が挙げられます。
シームレスな動作とは、動きの一つ一つを区切るのではなく全て一連の動作として見える動きのことを指します。
礼法や能のように、一般的に雅な動作とされるものの多くは区切りが少なく、流れるような動きを基本としていることがほとんどです。
逆に区切りが多くなるとぎこちなくなり見栄えが悪くなる傾向にあります。
実際やってみるとわかりますが、コップに水を汲むといったようなシンプルな動作でも、細かく区切って動くとどうやっても優雅な動作になりません。
シームレスな動きをするコツ
では、どうすればシームレスな動きをすることができるのでしょうか?
1つのコツとして、手足を動かすときに、身体の中心やお腹、腰の体幹の方から動かしてみると良いでしょう。
なぜならば、手足だけを動かすとどうしてもバタついた印象になりますし、身体が動いている部分とそうでない部分に分かれると、身体自体が区切られてしまいシームレスな動きが難しくなるからです。
また、身体の中心から動かすことによって躍動しているような印象を与えるとともに、次の動作に移りやすくなり、動きに継ぎ目ができにくくなります。
実際、舞台や演劇でも身体の中心から動かすことは基本であり、それだけ目を引く動きができるということでもあるのです。
注意してほしいのは、シームレスな動きとは止まらないということを意味しているのではないということです。むしろ、止まるところはきっちり止まるようにしてメリハリをつけた方がより映える動きができるでしょう。